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食堂万里
夕方
万里店長
「おぉ、いらっしゃい!久しぶりだね!」
司
「店長、俺いつもので」
未緒
「あ、私もサンマーメン」
万里店長
「あいよ!サンマ二丁!」
・・・・・・・・・・・・・・・・
未緒
「んっ・・・・・美味し~い✨」
司
「っ・・・・・熱っ💦」
野菜のあんかけのスープは、出来たてで熱かった。
麺に良く絡ませながら、一口すする。
俺たちが食ってるサンマーメンは、この時期にはよく注文される人気メニューだ。
俺も一ノ瀬もこれが好きで、部活帰りにちょくちょく食べに来る。
万里店長
「最近ご無沙汰だったから、寂しかったよ」
未緒
「ゴメンね、店長。期末試験だったんだ」
司
「一週間来ないだけで、大げさだな💨」
万里店長
「でもアレだねぇ、二人共もう三年生かい・・・・・」
司
「まだ早いよ、三学期もあるし」
万里店長
「そうかい?受験生になっても、たまには食べにきてくれよ?」
未緒
「大丈夫だって、てんちょ。私ここ好きだし」
万里店長
「嬉しい事言ってくれるねぇ、そうだ、合格したらサービスするよ、ガンバんな」
未緒
「うん、ありがとう✨」
司
「合格できたらってトコ聞いてないだろ?」
未緒
「そんなことないよ、張り合いが出てきちゃった」
司
「ずいぶん先の話だけどな」
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