微笑ましい家族

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太平 「おねーちゃん!!」 美乃 「あ、もう帰ってたの?ごめんね。紹介するねっ、うちの可愛いおちびちゃん達でーす」 太平 「うわぁぁ💦」 洋子 「あっ・・・・・・・」 美乃 「ほら、ご挨拶して。おねーちゃんのお友達の司おにーちゃんだよ」 太平 「ふんっ・・・・・」 洋子 「あ・・・・・」 司 「・・・・・・・・・・・・・・・・」 嬉しそうに二人を抱き寄せる春日。 ちょっと悪戯っぽく頬を寄せたりしているが、新しく出来た家族への愛おしさを感じる。 そして弟たちは少しむずがっているが、嫌ではなさそうだった。 美乃 「ほらほら、太平君、洋子ちゃん、ご挨拶しないとダメだぞぉ」 太平 「・・・・・こんにちは」 洋子 「こっ、こんにち・・・・・は・・・・・」 美乃 「よろしくねっ」 司 「よろしくな」 太平 「エラソーなヤツ・・・・・」 美乃 「こら、そんな事言っちゃダメでしょ?ごめんね、太平君人見知りするの」 司 「いや、俺もそのくらいの時は、同じ事言ってたかもしれない」 太平 「おねーちゃん、さっきおばさんから電話があった」 美乃 「え?お母さんから?」 太平 「今日帰るからご飯食べるって」 美乃 「うん、分かった。ありがとう、太平君」 太平 「・・・・・・・・・・・・💦」 洋子 「くしゅっ💦」 美乃 「あ、ごめんね、寒くなってきちゃったね」 司 「悪い、その子たち腹へってるだろうし、俺帰るよ」 美乃 「あ、うん、荷物運んでくれてありがとう。ほら、お兄ちゃんにさよならーって」 太平 「・・・・・じゃあな」 洋子 「さ・・・・・さような・・・・・ら・・・・・」 美乃 「じゃあ、また明日ね」 司 「ああ、じゃあな」
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