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まだ少女は知らなかった。
この現実という世界の他にもう一つの世界があるなんて。
この少女だけでは無い。
ほとんどの人達は知らないはずだ。
いや、知っていたらマズいのだ。
とりあえず、彼女は普通の学生なのだ。
平凡極まりない少女なのだ。
知るはずも無かった。
彼女はある日突然、その存在を知る事になる。
彼女はその日から日常が崩れ、目茶苦茶な日々を過ごす事になる。
日常が崩れたのは彼女、アリサが独り暮らしの幼馴染みの家にお世話しに訪問した時の事だった。
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