プレリュード

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宇宙進出が活発化した未来。 人類は地球を旅立ち、仮装住宅装置コロニーに住み着いた。 宇宙開発により行き着いた未来が戦争で、その大きさは地球の環境すら変えるほど。 人類は劣悪化した地球の環境に耐えられなくなり、よってコロニーに住み着いたのだ。 それは自虐と比喩できようか。 そんな自虐を行って数千年の月日が流れても、完全平和は実現しなかった。 同じコロニーという環境下で生活しているのに、こうも争いが続くのか? 一つは"人機"という新たなる人種の誕生と言うこと。 彼等は最初、自立兵器マキナと同じ扱われ方だった。 その扱われ方に不満を抱いた人機達はチーム"完全自律組"を立ち上げ、政府または政府と繋がりがある関連団体にテロを行い続けた。 それが新たな火種であり、争いが続く原因である。
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