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「動かないコロニーを使う必要性は彼らにはない。仮に爆発させるには大量の爆薬が必要となる。それやる暇があるなら政府にテロを起こしている」
ボロボロの建物や瓦礫を探索しながら、ブツクサ文句を言うガンツに説明するエスト。
「それに、ヴェサリス団体の人機に失礼だ。何も悪くない」
「なら、いいんですけど……」
疑いの目で瓦礫を漁るガンツ。
そうしていると一つの遺体を発見する。
それを見たガンツは驚きのあまり声を上げてしまう。
「お、おい旦那! 旦那!!」
「……何だ騒動しい」
呆れた様子のエストはガンツに近寄る。
「遺体だ! しかも何かおかしい!」
「おかしい? 何がおかしい……!!」
エストはその遺体を見ると、驚きのあまり声を上げてしまう。
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