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第5章.対面
数時間前:樹本家リビング
???「…首尾は?」
?「可もなく、不可もなしって所だ…」
「警察の野郎、秘密兵器を投入しやがったからな…。もうこっちに向かってるはずだ。」
???「……、今の所問題は無いようですね…。」
「あなたはもう行っていいですよ。」
「私には1つやるべき事が出来ましたからね…。」
?「……っ!!」
「へっ…、あんただけは敵にしたくねぇな、樹本警…」
樹本「その名前で呼ばないでもらいたい‼」
?「……、悪かったよ💧そんなに睨むなって…💦」
樹本「……、あなたにもやるべき事がある。見つかったら厄介な事になりますよ?」
「私の車を使いなさい。」
?「あんたはどうすんだよ?」
樹本「まだバイクがあります。」
?「そうかい。じゃあありがたく使わせて貰うよ。」
「……、最後にもう1つ、名無しの16歳が本庁前で確認されたらしい…。」
樹本「……‼」
?「奴は何をするかわからない…。気をつけろよ。」
樹本「心の隅に閉まっておきましょう。」
?「へっ…、らしくねぇじゃねぇか。」
「まっ、そういう訳だ。3日後、例の場所で落ち合おう‼」
樹本「えぇ、お互い、生きていれば…ね…。」
?「じゃあな‼」
ブウゥゥン‼
樹本「ふふふ、さようなら…、瀧屋さん♪」
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