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「…まけた。この僕が…」
両手をつき、つぶやいた
その時
「結局、始末できませんでしたか。ならあなたの用はすみました。消えなさい!」
銀髪の女性はフリウスに手をかざした
「や!やめてください!クリエイター様ぁ!」
フリウスは闇と化して消えてしまった
「空中城シェマでまってますよ」
クリエイターとよばれたその女性もどこかへ消えてしまった
「くそ!」
ウィルは地面に自分の拳をぶつけた
さきほど激痛が走ったはずなのに、痛みに慣れてきて、激痛を感じなくなった
「時間がないわ。あいつ、なにしでかすかわかったもんじゃないし、一刻を争うわよ!」
リンクはウィルにそう説明した
「ああ!早く空中城シェマにいこう」
一行がそう決意したとき
エクレシアの体が光った
そしてその光は皆にも分けた
「力が湧いてくる。傷も治ってるし」
ウィルは右腕を見た
まるで何もなかったように綺麗に治っていた
「私の力…みんなにあげます」
エクレシアはにっこりわらった
「よし!行こう!俺たちの新しい世界を創るために!」
一行は飛行艇に乗り込み
空中城シェマを目指した
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