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その日の夕方
エクレシア:ウィル‼
エメラルドグリーンの長いポニーテールを風にたなびかせながらウィルの方へ走ってくるエクレシア
ウィル:クレア
エクレシアに向かってニコッと笑った
エクレシア:ギルド立てるって…ライラおばさんから聞いたけど?
声の調子が下がった
ウィル:うん、いまから手続きして新しいギルドを作るんだ‼
ウィルの目がキラキラと光っている
エクレシア:とめても…絶対ギルドだてるんでしょ?
呆れたような顔をする
ウィル:ああー
エクレシア:なら…まずは2人でギルドをしましょう
エクレシアの顔が笑顔へと変わった
手続きとは最低でもメンバーが2人以上
そしてソサイエティに正義を誓う
これで手続きは終了となる
ウィル:結構簡単だったな
エクレシア:で?ギルドの名前は?もう決めたの?
ウィル:いやまだ…
エクレシア:じゃあギルドの名前私が決めていい?
まるで子どものようにはしゃいでいる
ウィル:うん‼頼んだ
エクレシア:えっとねぇ‼アルカディアってどうかな?
ウィル:アルカディア?
首を傾げてエクレシアに質問する
エクレシア:人々が望む理想郷って意味
いかにも得意げな顔をしている
ウィル:明日から早速仕事はじめなきゃな‼
エクレシア:うん‼
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