第1章:すべてのはじまり

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翌日 ウィルとエクレシアはランスとライラに朝から昼まで仕事をし、昼から夕方にかけてはギルドの仕事をするということを伝えた 昼になって、ギルドの仕事に移ったものの、ギルド初日、そううまく仕事の話がくるわけがない エクレシア:ソサイエティにいって仕事を探そう‼ ウィル:だな‼ 2人はソサイエティ本部にいくことにした ソサイエティ本部のエントランスに入ると3つのテーブルに分かれている 依頼窓口、ギルド管理窓口、依頼引き受け窓口 ウィル達が昨日行ったのはギルド管理窓口、中央の方だ しかし今日は依頼引き受け窓口に用事がある 本来であれば、ギルドの本拠地であるホームにベスカトという運び鳥が依頼の手紙を運んでホームのポストに入れてくれるのだが、アルカディアの本拠地であるライラの喫茶店のポストに手紙はなかった クエストつまり依頼がない場合はソサイエティ本部の依頼引き受け窓口を訪れて依頼をもらう、というシステムになっている ナッツ:おう‼アルカディア‼やっと来やがったか‼ 依頼引き受け窓口には大柄の男ナッツがいた ウィル:こんにちは ウィルは深々と頭を下げた ナッツ:おう‼実はな今ちょうどお前らにあうクエストが来たんでベスカトを飛ばそうとおもったとこだったんだ ナッツの意外な言葉に2人は喜んだ ナッツ:ほらよ‼ 大きな手でウィルに手紙を渡した ウィル:ん?ドラゴン族の長老からだ‼ エクレシア:ヴェイグおじいちゃんから? ナッツ:しってるのか? エクレシア:ええ 2人にはドラゴン族の長老には面識があった 小さいころよく一緒にあそんでくれた人だ
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