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例えば、
あなたが誰か人を
好きになったとします。
そうしたらきっと
あなたはその人と
付き合いたいとか、
デートしたいとか、
そのように思うでしょう。
これがいたって
普通の「恋」です。
私自身も、
今までこの「恋」を
たくさん経験してきました。
むしろ
これ以外の「恋」など
考えもしてませんでした。
だけれど
そのこれ以外の
「恋」の気持ちは
突然やってきたのです。
今年5月好きな人が
できました。
その人の笑った顔を見ると
こっちまで楽しくなるし、
喋ってても楽しくて
仕方がない、
そんな人でした。
毎日喋るのが楽しみで
すごい幸せな気持ちでした。
「恋」してると実感せずには
いられないくらいでした。
だけどいつもの「恋」とは
明らかに一つ違っていたことが
あったのです。
それは、
その人とプライベートで
遊びたいとかは
全く思わなかったのです。
もちろん、
付き合いたいとも
思いませんでした。
そう感じたとき
私はふと思いました。
多分これは
「恋」なんかじゃないんだ。
しかし、
そう思った気持ちとは逆に
どんどんその人に
引き込まれていっている
感じがしました。
その人が他の人と
喋ってるのを見ても
すごい嫌に思ったり
その人の一番でいたいって
思うほどでした。
だけどそれでもやはり、
付き合いたいと思ったり、
彼女にしたいと思うことは
決してありませんでした。
この気持ちは
想像以上に私を苦しめました。
どうしていいかわからない、
まさにその一言に尽きました。
両思いにはなりたい。
デートしたいとは思わない。
この気持ちの矛盾こそが
最大の悩みだったのです。
私はこれを
「愛にならない恋」
と名付けました。
これは非常に
難しい話です。
経験したこと
ある人が何人いるのか
というくらいの話では
ないかと思います。
愛にならない恋
愛≠恋
愛≒恋
世界にはまだまだ
様々な恋があるのでしょう。
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