-第零話-

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俺、泣く子も黙る『高天 火輝(たかまの ひのか)』16才。 高校2年生。 だと勝手ながら、自負してます。 だからって別に何か暴力団の総長とかヤッてる訳でもない。 確かに喧嘩は今の所、全勝中ですが? 一回しか喧嘩とかした事ないので。 断然、 平和主義。 だのに、 なぜ、泣く子も黙る『高天 火輝』16才。 かというと。 此処が、それはもうビックリするほどド田舎だからです。 見渡す限りは山。 時々、川。 高校に入って、金髪にしただけで周りの反応の凄いこと。 面白い位に不良扱いです!!! 面白かったから、今度は赤にしちゃいました。 そしたら、状況は悪化の一歩をたどり…今でわ道を歩いていても誰も話しかけてくれない。 隣のこの人(兄)を除いては。 まぁ、 この人も無口なので喋り掛けてはくれませんけども…。 俺とは真逆。 黒髪に眼鏡に外に出てない事が伺える白い肌。 見た目にわかる真面目くん『高天 穂(たかまの ほずみ)』はなにを隠そう俺の双子の兄です。 あれです、 真面目な兄を目の前に、清く正しくグレた弟? っ的な、 感じっす。 まぁ、ここまでは良くある話しで…。 ここまでは。
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