牛皐、検正使を殺し出奔し、張覇、道に迷いて蛟を斬る
81/89
読書設定
目次
前へ
/
2552ページ
次へ
張覇は蛟につけた筈の傷すら蛟には見当たらなかった。張覇も流石に動揺し、蛟の攻撃に対する対応が、僅かに遅れた。張覇は致命的な傷は負わなかったものの、蛟の前足の爪で衣服は裂かれ、蛟の尾に脇腹を痛打され呼吸は詰まった。 それでも張覇は蛟と距離を一旦取ると、再び迫り来る蛟の攻撃をかわし、蛟に何度も百星刀を打ち込んだ。しかし、それらは全て先程と同様に甲高い金属音だけを残し、蛟に傷一つ負わすことはなかった。
/
2552ページ
最初のコメントを投稿しよう!
743人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
310(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!