愛してる…お前だけを

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ジリジリと容赦なく照らしつける太陽。 夏真っ盛りの今、暑さでイライラする人も少なくは無いだろう。 奥州独眼竜・伊達政宗も、その一人であろう。 政「あ゛あぁー💢 あっぢぃよ~  こじゅ~」 名前を呼ばれ主の元に急ぐ俺。 ‥ハアッ …やはり予想通りか。 政務には一つも手をつけていない。 小「どうかなさいましたか?政宗様。」 理由はだいたい分かるものの、一応聞いてみる。 政「あぢぃ。…どうにかしろ。」 この方は…。全く、また無理なことをおっしゃられる。 ‥まぁ、そこが可愛いんだがな。 小「 クスッ 政宗様、それは俺にはどうにもなりません。」 暑いと言っている顔が可愛らしくて、思わず笑ってしまう。 本当に愛らしい。
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