転機

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一人の友人が言った。 「そういえば、あーちゃん(私)の小説、見たことない。  見てみたいなぁ」 見せた。 彼女ならきっと、文句なんて言わない。 「これ、あの作品からとってきてるね。  こっちはあれかな」 見透かされている。 私が書いていたそれは、“私の作品”にはなり得なかった。
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