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それから二人とは初対面
とは思えないぐらい仲良く
なった。
あそこにいた時より
ずっと楽だった。
茶髪君は、
─桜井蒼磨─
ミルクティー色のエロい人は、
─掛井瞬─(カケイシュン)
凄く温かい人だった。
だけど、胸にぽっかりと
穴があいたままだった。
〝側にいてやるからお前も
離れるな〟
ごめんね。
あの時、聞こえてたんだ。
ベッドの横で囁いた言葉・・・
心があきを求めてる。
千「どうした?」
愛「ううん・・・。」
でも、まだ戻りたくない──
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