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「遅かれ早かれバレるんだ。こうなりゃとことん逃げきるまでだぜ。」
そう言って再び走り出そうとしたアレックスをジョニーが制止する。
「待て❗向こうは警備が厳重になる。こっちだ。」
方向を変え走り出すジョニー。アレックスも追従する。
まるで植物園のような庭園の中をサーチライトの光を避けながら突っ切る。
「よし❗抜けられる。」
外周付近の草木を掻き分けて進み、そのまま二人は塀を乗り越え敷地の外へ出た。
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