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?「ダメーッ!絶、対、ダメだ!」 ベル「パパのどケチ!」 ベルパパ「そんなこと言っても今回ばかりはダメだ!旅行とかそんなのならまだしもポケモンと一緒に旅とか、ダメ!」 ベル「あたしだって、博士からポケモン貰った立派なトレーナーだもん!」 ベルパパ「だからって…」 ベルママ「…あなた。」 ベルパパ「なん…」 ベルママ「ちょっと黙ってて、ね。」 ベルの母親はそう言った次の瞬間、ベルの父親に向かって腕を振り上げた。 ベルパパ「ぬぐぉおあっ!」 ぽー『…!!?』 ブラック「おぉ、さっすがベルの母さん! ラリアットで寝技に持ってってそのまま卍固めか…おまけにカニばさみ、相変わらず鮮やかな…。」 ぽー『待って待って!!何?!ベルさんのおかーさん何?!ジョー!?北斗!?』 ブラック「いいや、ただの主婦だ。イッシュ格闘フェスティバル女子の部ライト級を優秀する程度の能力。」 ぽー『程度?ねぇそれ程度とかの問題?』 ブラック「大丈夫、おっちゃんは生きてるから。」 ぽー『僕が見る限りは気絶してるんだけど…?』 ベルママ「ベル。はいこれ鞄。あとお財布にいくらか入れといたわよ。」 ベル「ママありがとう!行ってくるね!!」 ベルママ「行ってらっしゃい! あ、ブラック君。ベルはとてもマイペースだから色々起こすかもしれない、だから旅先で見かけたらフォローしてくれない?」 ブラック「分かりました。つか言われなくてもそうしてますよ!俺もチェレンも。」 ベルママ「…ふふ、そうね。 さぁほら!博士の研究所行ってらっしゃい!」 2人「はーい!」 倒れているベルの父親に手を合わせていたぽーを抱え、ブラックはベルと一緒に研究所へ急いだ。
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