Beginner'sTown

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アララギ「―…はい、これでこのミネズミは私のポケモン!」 チェレン「ふむ。これがポケモンを捕まえるということ、か。」 アララギ「チェレンは真剣ね。…ちょっと、2人話聞いてた?」 ベル「は、博士ぇ!ボール投げて4回?」 アララギ「3回よ。てかメモってんの?ある意味真剣ね…。 で、ブラック?聞いてた?」 ブラック「えっと、手加減して攻撃して瀕死寸前の相手に向かってボールをぶつけてそのまま監禁、てこと?」 アララギ「あながち間違いじゃないのが妙に腹立つわね…。あってるけど。」 ブラック「ん。」 アララギ「さて、じゃああんた達も捕まえてみなさい。ボールをあげるわ。」 チェレン「ありがとうございます! …これが開閉ボタンか、中は…ふむふむ、高濃度X線と微弱な赤外線でry」 ベル「…ブラック!勝負しない?」 ブラック「え、また?」 ベル「バトルじゃないよ!どっちがたくさん捕まえられるか!」 ブラック「あぁ…いいよ?」 ベル「よしっ!カラクサタウンに着くまでだよ!スタート!!」 ベルは草むらに走って行った。で、こけた。 ブラックは普通に歩いて、ぽーを出しておいた。 チェレンは満足したのかボールを閉め、草むらに嬉しそうに向かった。 ―30分後 ベル「ふぇえ、全部使ったのに1匹しかダメだったぁ!2人は?」 ブラック「ん?ミネズミとヨーテリー。」 チェレン「僕はしばらく瑞波と交流深めるつもりだから。」 ベル「ブラック凄いね! ほんとだ、ボール減ってないね。」 チェレン「大体今増やし過ぎても今後…」 ブラック「え?」 ブラックはミネズミとヨーテリーを出していた。 チェレン「…何してるんだい?」 ブラック「え?リリースだが?」 ベル「えぇ?せっかく捕まえたのに?」 ブラック「だってこいつら、あんまり乗り気な『色』してないんだもん。」 チェレン「!」 ベル「そうなの?じゃああたしのヨーテリーは?」 ブラック「ん?朱色かな。」 ベル「そっかあ。ならいいね!よろしく!」 ヨーテリー『よろしくです。』
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