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Ｎ「チョロネコ！行ってきて！」
ﾌﾞﾗｯｸ「おい！俺はまだバトルするとは…」
Ｎが繰り出した右足に傷があるチョロネコは、迷わずぽーに体当たりしてきた。
ﾌﾞﾗｯｸ「ちっ、ぽー！ひのこ！」
ぽー『うりゃっ！』
ﾁｮﾛﾈｺ『熱っ…何のこれしき！』
Ｎ「チョロネコ！大丈夫？！」
ﾁｮﾛﾈｺ『大丈夫！ひっかく！』
ぽー『いたぁっ！』
ﾌﾞﾗｯｸ「ぽー、いけるか？つかいけないと困るんだが。」
ぽー『困るて…まぁ確かにそうだけど…。いけるよ！』
ﾌﾞﾗｯｸ「よし、なら行けっ！かえんほうSy…」
ぽー『ごめんそれ無理。』
ﾌﾞﾗｯｸ「最後まで言わせろよ。作者の小説の醍醐味みたいなもんなんだから。」
ぽー『かえん、あたりでもう分かるよ。』
ﾌﾞﾗｯｸ「かえんぐるま、かもしれねぇだろ？」
ぽー『どっちにしろ無理だから！』
ﾌﾞﾗｯｸ「出す気でいけば案外いけるかもよ？」
ぽー『え、ほんと？ならやっ…て出来るわけないじゃん！』
ﾌﾞﾗｯｸ「よくお分かりで。」
ブラックとぽーのコント(？)でチョロネコはイラつき始めていた。
ﾁｮﾛﾈｺ『…ふざけんのも大概にっ…』
ﾌﾞﾗｯｸ「今だ！体当たり！」
ﾁｮﾛﾈｺ『ニﾞャッ！！』
油断しきっていたチョロネコの急所にあたり、チョロネコは倒れた！
Ｎは慌ててチョロネコを抱き抱え、ボールに戻した。
Ｎ「…今の会話はわざと？」
ﾌﾞﾗｯｸ「ん？まぁそうかな？」
Ｎ「…ポカブ、キミ…」
ぽー『え？』
Ｎはブラックに…正確にはブラックが抱えてるぽーに近付くと、顔を覗き込んだかと思うと、いきなり目を見開き後ずさった。
ﾌﾞﾗｯｸ「！？ ぽー、何かしたのか？」
ぽー『え？！い、いや何も？』
Ｎ「…そんな…」
ﾌﾞﾗｯｸ「ん？」
Ｎ「そんなことを思うポケモンが…いるのか…？」
ﾌﾞﾗｯｸ「…？」
Ｎ「…まぁいい。モンスターボールに閉じ込めている限り、トモダチが救われることはない…。ボクが…ボク達が世界を変えるんだ…。」
Ｎは去って行った。
ﾁｪﾚﾝ「…変える、ね。まずは自分の考えを変えろっての。」
ﾌﾞﾗｯｸ「チェレン、口調変わってんぞ。」
ﾁｪﾚﾝ「気のせいだよ。それより、今のやつのこと、気にしない方がいいよ。
ポケモンが閉じ込められてる？そんな考え、する方がおかしいんだ。」
ﾌﾞﾗｯｸ「…。」
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