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ブラック「…お疲れ様。大丈夫か?」
ぽー『はぁ…はぁ…うん、大丈夫…。』
ブラック「今のバトルはそんなに疲れるもんなのか?」
ぽー『うん…尻尾の付け根が痛い…。』
ブラック「振り過ぎだよ。ほら、包帯巻いてやる。」
チェレン「瑞波の治療終わったよ。
…まさか尻尾を振る攻撃だけでダメージを負ってしまうなんて…。ふ…僕の知らないことがまだまだ世の中に溢れてるということかな…。」
ブラック「いや、違うと思うぞ。
さて、と…」
チェレン「はっ!そうだ!おばさんに謝りに行かないと!」
ベル「あ!あたしも!」
チェレンとベルは下に降りて行った。
ブラックはとりあえず耐久性抜群のウィ●リモコンを元の場所に戻し、ぽーを抱えた。
ブラック「よし、俺達も降りるぞ。」
ぽー『あ、ねぇブラック。
さっきは急にバトルしたりしてて言えなかったんだけどね。』
ブラック「ん?」
ぽー『かなり申し訳ないんだけどさ…、出来る限り、僕を進化させないで。』
ブラック「あん?何で?」
ぽー『僕も進化形は見たことないんだけど…何か…いやな予感しかしないんだ…何か。』
ブラック「…まぁ出来る限り善処はしよう。」
ぽー『ありがと。』
ブラック「さぁ、下降りるぞ。」
―1階
チェレン「おばさん、すみませんでした。」
ベル「ごめんなさーい…。」
ブラック母「いいのよ別に!元気が一番だしね!
それより初めてのバトルはどうだった?鳴き声や物音が下まで響いてたわ。」
ブラック「とりあえず、この小説も他と同じような道を辿ることがうっすら分かったよ。」
ベル「へ?」
ブラック「何でもないよ。」
ブラック母「で、アララギ博士にお礼しに行くんじゃないの?」
チェレン「でも片付けが…」
ブラック母「いいのいいの!あたしがやっとくから!みんなは博士にお礼しに行ってらっしゃい!」
チェレン「あ、ありがとうございます。行ってきます。」
ベル「あ、あたしも!」
ブラック「えっと、俺も。」
ブラック母「そうね。行ってきなさい。
あ、帽子!忘れてるわよ!」
ブラック「あ、ごめん。」
ブラック母「というかブラック何選んだの?…へぇ、ポカブか。
炎タイプね。なかなか可愛いわ。」
ぽー『初めまして、ぽーていいます。』
ブラック母「初めまして。じゃあ行ってらっしゃい!」
ブラック「行ってきまーす。」
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