0人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
今日はヒロトくんの家に遊びにきた。
ここがヒロトくんの部屋…ドキドキする。
ヒロト「姫…もしかして緊張してる?」
姫「えっ!そ、そんなことないよっ」
そう言ったわたしの声は、若干裏返っていた。
ヒロトくんが小さく笑う。
うぅ、恥ずかしい…。
ヒロト「ほら。立ってないで、ここに座ったら?」
そう言ってポンッと手を置いたのは、ベッドに座っているヒロトくんの真隣り。
姫「う、うん…」
緊張しつつ、ヒロトくんにくっつくように座った途端、部屋が回転した。
背中にはフワッと柔らかい感覚。
わたしはベッドに押し倒されてた。
息のかかるくらいの距離にヒロトくんの綺麗な顔がある。
ヒロト「姫、素直すぎ。顔にも出やすいし」
わたしはベッドに倒れた状態だというのに、笑うヒロトくんに見とれちゃう。
姫「あ、あの…、ヒロトくん、起きて…いい?」
ヒロト「ダメ」
姫「え…」
微笑みながら、唇の触れそうな距離まで近づいたヒロトくんが囁く。
ヒロト「前に色々教えてあげるって…言っただろ?」
姫「う、うん…」
ヒロト「今から…教えてあげる」
ヒロトくんとのキスに、わたしは目を閉じ…、
今からのことを想像して、ドキドキが止まらなかった。
最初のコメントを投稿しよう!