マイプリSS(仙川ヒロト)

2/3
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
今日はヒロトくんの家に遊びにきた。 ここがヒロトくんの部屋…ドキドキする。 ヒロト「姫…もしかして緊張してる?」 姫「えっ!そ、そんなことないよっ」 そう言ったわたしの声は、若干裏返っていた。 ヒロトくんが小さく笑う。 うぅ、恥ずかしい…。 ヒロト「ほら。立ってないで、ここに座ったら?」 そう言ってポンッと手を置いたのは、ベッドに座っているヒロトくんの真隣り。 姫「う、うん…」 緊張しつつ、ヒロトくんにくっつくように座った途端、部屋が回転した。 背中にはフワッと柔らかい感覚。 わたしはベッドに押し倒されてた。 息のかかるくらいの距離にヒロトくんの綺麗な顔がある。 ヒロト「姫、素直すぎ。顔にも出やすいし」 わたしはベッドに倒れた状態だというのに、笑うヒロトくんに見とれちゃう。 姫「あ、あの…、ヒロトくん、起きて…いい?」 ヒロト「ダメ」 姫「え…」 微笑みながら、唇の触れそうな距離まで近づいたヒロトくんが囁く。 ヒロト「前に色々教えてあげるって…言っただろ?」 姫「う、うん…」 ヒロト「今から…教えてあげる」 ヒロトくんとのキスに、わたしは目を閉じ…、 今からのことを想像して、ドキドキが止まらなかった。
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!