隣のレイちゃん

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麻耶「まさか同じクラスだったとはねー」 翔也「ほんとに偶然だなー!」 川上高校は全学年とも8クラスもある 流石に一緒のクラスはないと思っていたが.まさか一緒のクラスだなんてな… 「じゃぁ内田.進藤に教科書見せてやれー」 麻耶「まだ教科書が届いてないのー。だからごめんねー!」 まぁ俺からしたら.ずっと教科書届かなくていいんだけどな…… なんて口が裂けても言えないw 翔也「はいはいー」 俺は適当に返事をして.麻耶と机を近づけ.1限目の教科書を麻耶にも見えるように机の上に広げた そうして.1限目…2限目と時間が過ぎていく いつもの様にくだらない授業だけど……そんなに苦にはならなかった 隣の人が代わるだけでこんなにも変わるなんてな…… そうして今日から家でも学校でも 『隣のレイちゃん』になった
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