第2話~少女の願い~

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(お任せ♪なんてそんな人任せならぬ神任せに するわけにはいかないしなぁ…) そう思った少女は眉を寄せ、口を結び 「うーん」と唸りながら考え始めた。 (どうすれば、いいんだろう…。) きっと、どんなに今考えたって どんな変化が幸せに繋がるかなど 誰にも分からない。 だからこそ少女はどうすればいいのか 分からなくなってしまっていた。 そんな少女に助け舟を出すかのように神が口を開いた。 「其方、今の自分の周りの環境を変えてみる気はないか?」 「え?環境を変える?」 どんな風に? と言わんばかりに少女は首を傾げる。 「そうだな… 時間移動、タイムスリップをしてみる というのはどうだ?」 「タイム、スリップ…」 あまりに現実味のない言葉だったため 少女は問い掛けに答えることができずにいた。 (本当に、タイムスリップなんてできるのかな…? それに、タイムスリップすることで、 どんな変化があるんだろう…?) 少女が真剣に考え始めたのをみると、 神は自分の考えについて語り出した。 `
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