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朝に目を覚ます
やたら近い天井を見つめた
別に僕の天井が低い訳ではなく、ベットが高い、というかロフトのような造りの……説明が難しい
なんて言うんだ?二段ベットの下が空洞のやつ。
まぁいいや
僕は上半身を起こす
すると、寝癖で跳ねた髪が天井にかする
いつもの事だ
枕本の目覚ましは6時を回ったあたり
いつもどうり
僕はハシゴを使いベットからおりる
そして大きく伸びをしてから、カーテンを開けた
うだるような暑さと眩しい日光が降りそそぐ
「ん~頭痛い」
いつもと同じ事をぼやきながら部屋をでる
そして向かい側の「まお」と書かれた扉を開けて部屋に入った
僕の妹 新守 真生 (アラモリ マオ)の部屋である。
え!?妹の部屋に勝手に入るなって?
別にやましいことなんてしないさ
失礼なやつだよまったく
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