鬼の01

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「僕は妹の裸を見て欲情するような変態じゃない」 ビシッと言ってやった 「ふ~ん んじゃちょっと私の胸揉んでみ?」 真生ちゃんが言い終わるか終わらないかで、僕の右手は胸をわしづかんでいた 「ちょっ!!えぇ!?」 「奇声を発してどうした?」 僕はあくまでクールに答える 「え!?何そのドヤ顔!! つかはなせぇ!!」 「ん?何を放すって?」 「あぁもう!!」 ドカッと真生ちゃんの右手ストレートが僕の左頬に炸裂した 痛い 首が千切れるかと思った でも僕の右手は、真生ちゃんの胸のままだ 僕の執念にびっくり 「私が悪かったからぁ 起きるから離してぇ」 真生ちゃん泣きそうである 僕はそっと右手を離してあげた 真生ちゃんの胸に僕の手形が残った 「最低だよ皐お兄ちゃん……」 「触れと言ったのは真生ちゃんじゃないか」 「普通触らないよ~」
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