Episode.1 秘密の花園の観賞法

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  「でも潰せと仰ったのは白雪さんですよ…?」 「うん、まぁ確かに言ったけどね?でもね、心まで潰せと言った覚えはないな。」 そうですね。黒瀬さんは、体はもちろん精神もズタズタにしてしまいそう。 ああでもMの字な人は逆に従順な下男になるんでしょう。 永峰くんがその道を歩んでしまわぬように、守り抜くんだ白雪くん! 「そんな!ここまできてお預けなんて?! …白雪さんは見かけに寄らずサディストなんですね。大丈夫、許容範囲、バッチコイです!逆に攻めてやれば…ふふふ、誘い受けですね!」 あぁはいはい、素敵な笑顔ですね。言ってることは真っ黒くろすけですがね! 「…よく分かんないけど、駿のことはもういいし、出来れば俺のこともほっといて欲しいなぁ…」 一応言っておきますが、おそらく白雪くんが理解出来たセンテンスは、サディストくらいまででしょう。 大丈夫や許容範囲、バッチコイは「何がやねん」って感じでしょうし、誘い受けなんて、理解したくもないでしょうね。 「放置プレイですか?!」 「うん…もうなんでもいいや。」 目が死んでます。相反して黒瀬さんはキラッキラしています。 こういうのをシャイニング・アイっていうんですよね。きっと。  
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