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「でも潰せと仰ったのは白雪さんですよ…?」
「うん、まぁ確かに言ったけどね?でもね、心まで潰せと言った覚えはないな。」
そうですね。黒瀬さんは、体はもちろん精神もズタズタにしてしまいそう。
ああでもMの字な人は逆に従順な下男になるんでしょう。
永峰くんがその道を歩んでしまわぬように、守り抜くんだ白雪くん!
「そんな!ここまできてお預けなんて?!
…白雪さんは見かけに寄らずサディストなんですね。大丈夫、許容範囲、バッチコイです!逆に攻めてやれば…ふふふ、誘い受けですね!」
あぁはいはい、素敵な笑顔ですね。言ってることは真っ黒くろすけですがね!
「…よく分かんないけど、駿のことはもういいし、出来れば俺のこともほっといて欲しいなぁ…」
一応言っておきますが、おそらく白雪くんが理解出来たセンテンスは、サディストくらいまででしょう。
大丈夫や許容範囲、バッチコイは「何がやねん」って感じでしょうし、誘い受けなんて、理解したくもないでしょうね。
「放置プレイですか?!」
「うん…もうなんでもいいや。」
目が死んでます。相反して黒瀬さんはキラッキラしています。
こういうのをシャイニング・アイっていうんですよね。きっと。
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