.始まり

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結「桃..桃也...桃也!」 ハッと目が覚める。 そして俺に向かって禍々しい気配を放つ人物を見て 一瞬にして寒気を感じた... 秋「オイ。桜田... 俺の授業で居眠りとはいい度胸してんな..。 朝からよっぽど俺に 仕置きされたいらしい..」 桃「そんな滅相もない!!」 秋山 鵠 【アキヤマ コウ】 化学の担当で俺が唯一 反抗できない教師だ。 俺は必死で弁解する。 キーン コーン カーン コーン ♪ 救いのチャイムがなり 俺は胸を撫で下ろした。 秋「今日はここまで。 ここの範囲はテストに出すからな!!」 自分達の教室に戻ろうとしたその時 秋「おい桜田! 話あるからこっち来い。」 最悪だ.. 結城が「頑張れよ..」と言いながら足早に立ち去る。 渋々、秋山のもとへ行く。 秋「お前、先週の化学の課題 提出してないんじゃないか? どうした?」 桃「...え?」 怒鳴られるのを覚悟していた為、少し拍子抜けしてしまった。
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