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部活中
深田みさきと隣でテニスの
打ち合いこしていた
「ねえ.あみ？」
「なに？」
「なんでもなーい」
みさきといえば恋ばな
「何.恋でもしちゃったの？」
「でも誰にも言えない恋なの」
嫌な予感がした
あのとき聞かなければ全ては
始まらなかったのかな
好奇心という気持ちが
あたしを苦しめた
「どんな人なの？」
不安になりならがらも
あたしは聞いてしまったんだ
「身長が高くて優しくて
すごくかっこいいの」
みさきは笑顔で言った
なんて無邪気で...
普通なら応援したいと思うけど
あたしの勘がみさきの恋を
応援できないと
察知してしまったのだ───
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