プロローグ-約束の思い出-

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遠い 遠い 記憶の底 断片的に残っている 幼い頃の 約束 『真白!』 懐かしい 声が 聞こえた 気がする。 瞳が閉じかけた時 記憶を 掠めた あの日の約束。 『絶対に約束だからな!戻って来いよ、真白!』 (誰だっけ…?) 引っ越す前に 君に 戻ってくると 約束した。 スローモーションの様に 倒れ行く 身体 けれど 誰かに 抱き留められた。 (君は…どこにいるんだろう…?) そして、記憶は 途切れた。
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