モヤシ 学校へ

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『わかったわ。ごめんね、変な事言って。なんかあったら学級代表の私に相談してね。』 『うん、ありがとう。それじゃあ。』 僕は横山さんにそう言って、廊下を歩き初めて横山さんと別れた。 横山さんはきっと学級代表として、僕を心配してくれたんだろうけど、 僕は凄い嬉しかった。 少しでも僕の事を気にかけてくれる人がいる……。 それだけで、少し幸せな気持ちになれた。 僕はそんな事を考えながら、昼飯を食いに廊下を歩いていった。
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