プロローグ

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…朝…。 いつものように朝7時に目が覚めた。 何もできない‥ただ天井を見上げるしかない私は妄想を始める。 私は体を起こし布団を両手で退かす、それと同時に両足を床につける。 その足で体を支えながら立ち上がる。 立ち上がる時、「よいしょっと」ってつい言ってしまう……… 妄想は朝起きてから夜寝るまで続く。 意識だけはしっかりしている私にとって唯一できることだから… そんな日常が続いていく。 1日、2日、4日、1週間、2週間、1ヶ月、2ヶ月、1年、2年……楽しくも何ともない『無』の時間がどんどん記憶・思い出として蓄積されていく。 たまに、ものすごく………………
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