名前の無い男

2/3
前へ
/51ページ
次へ
『♪他人、他人、他人だらけのこの世界なんて、私には必要ない♪』 『♪こんばんは、ダーク・ブラッドリー♪』 寝室の窓から、歌うような声がした。 ランプの僅かな灯りに照らされた室内に、男は物音ひとつたてずに侵入してきた。 「お前は誰だ!?」
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加