月光の部屋
3/4
読書設定
目次
前へ
/
51ページ
次へ
男は銀色の光を放つモノを指先で愛しげに撫でながら、月光が降り注ぐベランダに出た。 濃紺の夜空に、白く哀しげな光を放つ満月があった。 男の右手に握られたモノに月光が反射した。 男は再びソレを白い指先で撫でた。 鮮やかな紅い珠が、モノトーンの床に、落ちて、弾けた。
/
51ページ
最初のコメントを投稿しよう!
9人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!