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「海人ーっ!!海人っ!!」
「なんだよ💦そんな大声で呼ばなくたって聞こえてるよ💦」
深い海の中…
赤い尻尾の女の子の人魚と
緑の尻尾の男の子の人魚が2人泳いでいました。
「見て??また流れて来たの…」
「また…??」
女の子の名前は海美(うみ)。
海美の手には大量の空き缶の入った袋が持たれています。
「また人間が海にゴミを捨てたんだわ!!」
「海美、落ち着けよ💦」
「落ち着いてなんかいられないわ!!
人間には分からないのよ!!
海がどんなに汚れていっているか…」
「海美…」
男の子の名前は海人。
「海人は悔しくないの!?
人間達のせいで人魚はみんな死んでしまった!!
もう私達しかいないのよ?!」
「俺だって悔しいよ!!
でも…どうすることも出来ないだろっ?!」
「…海の魔女に頼めば…
なんとかなるかもしれないわ…」
2人は…仲間達のために…
人間への復讐を誓いました。
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