-脚-

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「涼太は海で何をしてたのょ💦」 「俺は家がこの近くなんや。散歩がてら海に来てみたんやけど…」 「けど…??」 「この海も変わってしもたな… 昔はもっと綺麗やったのに…」 「人間が汚したんだろ?! 海にすんでる奴らの居場所を奪ってまで!!」 「海人!!」 海人は涼太につかみかかった。 「ごほっ、何ムキになっとんねん💦」 海美はやっとの思いで海人を引き離した。 「何すんだよ!!」 「馬鹿!!油断させてからって言ったでしょ💦」 「あ…」 涼太は苦しそうに咳き込みながら海人達を見た。 「お前らまだ学生やろ?? はよ帰らな7時くるで。」 「…私達家が火事にあってしまったの!!」 「「はぁ??」」 海美の突拍子もない発言に海人と涼太が声をそろえた。 「せやったらこんなとこ居る場合ちゃうやろ💦」 ごもっともです。 涼太さん。 「親とは死に別れ… 私達は天涯孤独の身…」 「海美何言って…痛っ!!」 海人は足をおもいっきり踏まれて黙る。
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