鴉と猫と変なおじさん墜落

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俺は大声を上げながら固そうな地面に向かって、物凄い勢いで落ちていた。 悠斗「これ最悪じゃね!?地面にぶつかった瞬間に潰れたトマトみたいになるよね!?」 落下中に無駄に叫ぶ。 悠斗「うわーい!4ページで小説終わるとかねぇよ!?」 なんてメタ発言している内に地面が近くなり、 悠斗「グッバイみんな、次回作であおうね!!」 無駄に爽やかな笑顔で次回予告をして、真下にあった地面、ではなく、かなり熱そうな温泉に突っ込み、大きな水柱を上げた。 ーその頃ー 近くで、出来上がったばかりの温泉たまごに舌鼓を打っていた霊烏路空は、変な次回予告のする叫び声を耳にした。 お空「うにゅ?今の声、なんだろ?」 頬張っていた温泉たまごを飲み込んで立ち上がった瞬間、高さ5m程の巨大な水柱を見た。 お空「凄ーい!なんか出た!行ってみようっと!」 新しいおもちゃを貰った子供のように、目をキラキラさせて、水柱が上がって方に向かった。
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