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さっぱりした感じでレイの目の前に腰掛けたボルト。
ジュネが置く朝食を嬉しそうに見つめている。
「うっまそ~」
ボルトは最後の皿が置かれる前にトーストへかじりついていた。
再び腰掛けたジュネはコーヒーのお代わりをレイに渡しながら上品な笑いを零す。
ボルトの皿はあっという間に空になった。
その皿を片付けようと動くボルトにレイの声がかかる。
「…で?」
「まぁ、待てって」
片付けを終えたボルトが席に着くのを待ち、二人の笑みを含んだ視線が向けられた。
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