壱章

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シュン 次に黒の咎人(今後黒)をきた人物が表れたのは、三階建ての大きな建物の前だった。 建物には、『天空の希望』と書いてあった。 黒は、中に入っていった。 建物の中は酒場になっていて、カウンターが左右に1つずつ、計2つあった。 そのまま黒は何の迷いもなく二つある内の右側の受付に行った。 黒が酒場に入った途端、酒場で騒いでいた一部の人達が静かになった。 黒「『地下の闇』」 黒はカウンターに着くなりそう言った。 受付「分かりました では、いつも通りお願いします」 黒「承知」 黒は右のカウンターの横の通路に入っていった。 そして通路の奥にある階段に近づき、階段の横に付いている扉に向かって印を結んだ。 印を結び終えた瞬間、扉から鍵が空くような音がした。 扉を開くと受付があり、黒はその受付に行った。 受付「お帰りなさい 早速ですが、ギルドカードを提示し、任務内容の報告をお願いします。」 黒は、ギルドカードを受付に渡した。 受付「黒の咎人様ですね、では任務の報告をお願いします」 黒「任務内容Sランクオルガ・ティーン拘束または排除 結果オルガ・ティーン死亡 死因首一閃」 受付「分かりました 『黒の咎人』様 『表』のマスターがお呼びです。」 黒「承知 『裏』のマスターは居るかの?」 受付「はい 最下層にいらっしゃいます」 黒「感謝する」 黒はそう言うと受付の隣にあった階段で更に下へ下っていった。
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