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「もう お父さんなんてしらないっ!!」
小さな小さな家から小さな小さな少女が走り出てきました。
その後から フライパンやフライパンやフライパンが飛んできます…父親のしわざです。
「お父さんのバカッ!!お母さんが死んだのもお父さんのせいだっ!!」
少女は軽々とフライパンやフライパンやフライパンを避け、さらにそれを一つだけ投げ返しました。
一つだけならいいだろうと思ったのです。
そのフライパンは弧を描き、窓を割ってお父さんの後頭部にHITしました。
「あぁっ!!ごめんなさいお父さん。もう会わせる顔がないわ。家出しますごめんなさい...」
少女は森へ逃げました。
少女は知らなかったのです…
この森に伝わる伝説を――
その発動条件を――。
†
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