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「嫌ちゃうよ。嬉しい。」
ヒナの頭を手で引き寄せて、半分強制でよしかからせる。
「ほんまにー…?」
泣きそうになるヒナの声。
あーもうかわいすぎるやろ。
「ほんまに決まってるやんか。今日のお前かわいすぎんで?」
ヒナの頭をゆっくり優しく撫でる。
「………かわいないもん。」
ほんまなしたんよ…
かわいすぎるかわいすぎる。
やべえって。
シーンってなるんやけど、それなんにめっちゃ幸せなんやけど…
「たっ……たまにはええやんなっ……
…甘えたって」
そういって立ち上がったヒナの顔は真っ赤に染まっていた。
……たまにはええな。
甘えられんのも。
20100922
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