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「起きるニャ!」
「ん?」
ほんのり高い声に、疑問を抱きつつ目を開けると。
黄色いヘルメットを被ったネコが居ました。
しかも、二足歩行&人間の言葉付き。
まぁ、取り敢えず。
「はじめまして?」
っと、挨拶をした。
ネコも挨拶をしてくれた。
が、急に慌て横穴を開け、そこに俺を押し込めた。
「静かにするニャ」
俺は、ネコの言う通りにした。
よく辺りを見ると、氷の壁。
しかも、口の中が若干ヒリヒリする。
しかも、ギャアァァァァァーという雄叫びが木霊した。
俺は、リアルな夢を観ているようだ。
夢から覚めたくないと思うのは、可笑しいですか?
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