佳代子の告白

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私はすくすくと育ち 高校生になろうとしていた。 そんなある日の夜 父親のチョルスと 母親の佳代子が 家のリビングで2人で 話してるのを私は見た。 「お母さんとお父さんが 2人で話すなんて珍しい、 まさか…離婚じゃないよね?」 私はふとその光景を見て そんなことを思ってしまい すごく不安になった。 私は大人の話し合いに 口ずさむのもどうかと思い 急いで自分の部屋に戻った。 * その1週間後....... 私が学校から戻るなり佳代子が 「チョンソちょっといい? あなたに話さなきゃいけないことがあるの。」 と言って佳代子は 私をリビングに呼び出した。 私はこのあと佳代子から とんでもないことを 聞かされるのであった。 佳代子が 「私たち日本で暮らさない? そしてお母さんの実家で暮らすの! お父さんも日本で働いた方が お給料もいいしさ。 ねえ?チョンソ! ちょっと考えてもらえない?」 突然、佳代子から 日本への移住の話を聞かされ 私はどうしたら良いか わからなくなってしまった。 当時チョンソには 一途でとても優しく信頼できる彼氏が居たのである! 彼氏(ハン・ピルス)は チョンソと同じ学校であった。 「日本への移住… え、待って。 お父さんとお母さんが あの日の夜話してたのって まさか…このこと? それにピルスはどうするの!? 別れるしかないの?」 チョンソは来る日も 来る日も悩み続けた。 そんな中 突然、1本の電話がかかってきた。 それは病院からの電話だった。 電話に出たチョンソは 不吉な予感がした。 果たして何が───────? .
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