序章

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○●○ 天使と悪魔。 この2人の対決は、言わば避けることのできない、必然の戦争。 「今さら後悔しないことね。叩き潰してあげるわ」 ここは、世界の頂。 頂上決戦と呼ぶに相応しい、華やかな戦場。 切と張り詰める空気。 緊張と緊迫。 そして、圧倒的な重圧。 しかして2人は。 それらをものともせずに、互いの姿だけを見つめていた。 「――……いつまで僕を侮っているつもりですか? あなたは最速なんかじゃない。それを、証明して見せます」
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