始まりの街アパート

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「魔物はいきなり襲いかかってきた、か…。この俺に不意打ちを食らわすとは、なかなかやるではないか、村娘」 私の攻撃による、バスケットボール大のタンコブをさすりながら、そいつはのたまった。 「しかし村娘よ。そなたは気がきかない奴だ。薬草の一つくらいタンスに入れておきたまえ。お約束というものをしらんのか?」 この男、見るからに妙な風貌。チビで銀髪、マントに皮鎧という出で立ち。腰に剣を下げ、背中には盾を背負っている。顔は中学三年生くらいに見える。 ただの下着ドロや空き巣ではなさそうだ。対応に困る私をよそに、そいつは話し続ける。 「しかし、これは…どこに装備する防具なのだ?む、頭か」 「俺は『ちいさめのブラ』を頭に装備した!」 ジャーン とりあえずもう一発殴っておこう
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