蕾‐ツボミ‐

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まだ俺が幼く…入院していた病室の風景… 目の前には女の子がはしゃいでいる… どうやら病室のベッドで遊んでるらしい… 『…ちゃん…ちゃんッ』 俺はその子を呼んでいる。 『はいッ これ!!』 俺は女の子に一つの何かの種を差し出した。 「…ッ!…キラ」 『これなにが咲くの?』 女の子は種を見つめて首を傾げた。 『秘密~ッ』 俺はいじわるそうに言った。 「ア…ラ!!」 その後も2人は遊んでいた。 「アキラぁぁあッ!!」 え?
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