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家出
母は、あまりのショックで、父の妹に電話で全てを話して、相談しました。
父の妹は、とある県に住んでいます。
「そんなに辛かったらウチにおいで!」
「う~ん、申し訳ないけど、そうさせてもらおうかな…」
そして、母は、妹のところに行くこととなりました。
私は、その時、仕事だったので、何も知りませんでした。
仕事から帰ると…
父は飲みに行ってて、いませんでした。
そして母から、突然、「悪いんだけど、明日から、3日間くらい〇〇県に行ってくるね!」
「えっ?一人で?」
「そう!」
「どうしたの?」
と私が聞いても、
「いや、一人旅みたいな」母は、言った。
「えっ?なんかあったの?」
と私が聞いても心配かけたくなかったのでしょう…
「別に何もないよ!」
言われました。
でも、何かあると確信した私が問い詰めると、母は、口を開きました。
父との出来事を全て話してくれました。
母は普段、泣くことありませんが、話をしてる時に泣いてました(;_;)
私も、父にムカつきながらも、母が可哀想で… そして、何より離婚となったら、どうしようと思い、子供かのように泣いた(ToT)
母は、私に、「お父さんの前では何も知らないフリをしてて」と言いました。
ふと周りを見ると家出用に荷物がまとまってました。
しばらくして、父が帰って来ました。
父と母は、話をしています。
すると父が「〇〇県行ったら帰って来んな!!」と強めの口調で言い放ちました。
それは私にも聞こえました。
私は、たまらず「は?帰って来んなって何なんだよ!悪いのは、お父さんだろ!ふざけんな。どこの女と電話してんのか知らねぇけどよ!」
と父に言いました。
喧嘩がおさまり、母は、まだ興奮状態になりながらも、寝つきました。
私は、母に手紙を書きました。
『お母さんへ
ゆっくり心を休めてきてね。
私も、お父さんのそうゆうところ気に入らないよ。今は、食欲ないかもしれないけど、栄養とってね。
今回、お父さんに私が反抗したことで殴られてもいいと思ってるから、私のことは心配しないで!
私はお母さんの味方だよ。』
母は、手紙を読むと、また眠りにつき、翌朝、母は家出をしました。
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