~プロローグ~4月19日

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いつもの道 いつもの校門 いつもの教室 いつもの光景 英二(いつもと同じだ) そう思いながら自分の席につく チャイムが鳴るまでもう少し時間がある 俺は窓の外を見た いい天気だ こんな時中庭で昼寝をしたらどんなに最高だろうか 声1「しずるさん、隣町に新たなグループが出来たそうですぜ!」 声2「潰しやしょう!殺しやしょう!重石を付けて海に落としやしょう!」 中庭の方から恐ろしい単語が聞こえてきた 俺は空を見るのをやめて中庭に視線を移した
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