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カイトとエリカが出て四年。
「じいや!!世話になったな!!」
「ハヤト兄ちゃん。本当に行っちゃうの?」
院の子供達は寂しそうにハヤトに尋ねる。
「おう!またたまには寄るから寂しそうにするな!おまえら元気でな!」
ハヤトは寂しさなんか吹き飛ばすように豪快に笑って言ってのけた。
「ハヤト。いつでも立ち寄るんじゃぞ!ハヤトの家はここなんじゃからの。」
じいやはそう言ってハヤトを送り出した。
「サンキュー!次来る時はケーキをたらふく食わしてやるよ!」
そう言ってハヤトは院を後にした。
じいやは小さな声で
「G、後は頼んだぞ。」
と呟いた。
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