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どれくらい走っただろうか。
宛はない。
ただいてもたってもいられなくなっただけ。
(何してんだろう?)
エリカは走る事を止めて立ち止まる。
すると目の前には見たことのない景色が広がる。
(迷子になっちゃったな。)
エリカは無我夢中で走った為自分がどこにいるかもわからない。
うろうろと街を歩くと目の前に人が倒れている。
慌てて駆け寄り
「大丈夫?」
声をかけてみると
「お頭。申し訳ありません。」
と何度も言いうなされていた。
そうこの男はハヤトに一撃でのされた男トヨキであった。
エリカは死んではいない事にホッとし誰が助けがいないか周りを見渡した。
すると
「エリカ、、」
今まで必死になって探した人物が
「、、ハヤト」
「とりあえずアジトにトヨキを運ぶから手伝ってくれ!」
エリカは促されるままハヤトの後をついていった。
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