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「おい!カイトみんなのばっかり食べてないで俺の特製タコ焼きも食べて見ろよ!!」
ハヤトは自分の作った料理に手をつけられないので不満げにカイトに言った。
「これほんとに大丈夫かぁ?」
カイトは崩れたタコ焼きを箸でつつきながらハヤトに聞いて見た。
「見た目はちょっと悪いけど味は間違いないぜ!塩で食べるのがオススメの食い方だから!!」
「じゃあいただきます。」
カイトがタコ焼きを一つ口に入れた瞬間
「辛れぇ~!!」
慌てて水を含んでハヤトを睨めつけた。
「どうだ!!ハヤト特製わさび入りロシアンタコ焼きの味は?」
ニカッと白い歯を見せてカイトに笑いかける。
「しかもこれ15分の1しか当たらないのに本日の主役の癖に運の悪い奴だな!」
「運の悪い兄ちゃんだな。」
皆が一斉に笑いだした。
「くっそー!!」
涙目になったカイトは皆の笑いが居心地よく一緒に笑った。
そうこのままこうして幸せな時がただ続くように、、、
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